40代女性の更年期について

子宮を全摘出すると更年期障害が出るのは早くなるの?

子宮の全摘と更年期障害

 

 

40代女性の皆さんの中には

 

子宮筋腫などで子宮を全摘すると更年期障害が出てくる

 

というのを聞いたことがありませんか?

 

筋腫ができてしまい手術を余儀なくされることもありますがどうなるか不安だという方がほとんどだと思います。

 

というわけで今回は子宮の全摘と更年期障害についてお話して行きたいと思います。

 

 

 

 

子宮を全摘しても更年期障害はおきません

 

まず結論からお話しますと子宮を全摘しても更年期障害はおきません。

 

というのも子宮自体からは女性ホルモンが分泌されていないからなんです。

 

 

 

卵巣を取ると更年期障害が出始める

 

しかし子宮を全摘するときに一緒に卵巣も摘出するかどうかの選択を迫られる場合があります。

 

もしこのとき女性ホルモンを分泌している卵巣も摘出してしまうとホルモンが不足してしまうため

 

  • のぼせ、ホットフラッシュ
  • めまい、立ちくらみ
  • 肩こり、腰痛
  • イライラ、不安
  • 手足のしびれ、神経痛

 

などの更年期障害の症状がでてしまうんですね。

 

 

 

 

じゃあ卵巣は取らないほうがいいの?

 

「じゃあ卵巣は取らない方が良いんじゃないの?」

 

と思われる方も多いと思いますが、卵巣も一緒に取るかどうかを聞かれるのには大きな意味があるんです。

 

というのも

 

卵巣癌は見つけにくいため子宮と一緒に摘出することで卵巣癌に悩まされる心配がない

 

というメリットがあるからなんですね。

 

卵巣癌を早期発見する手段は今の所ないらしく、進行してしまうと打つ手がないというのが現状のようです。

 

なのでもう閉経前だから取ってしまおうという選択肢もあるようですね。

 

 

 

 

卵巣を残した場合はどうなってるの?

 

子宮全摘と卵巣を残した場合

出典元:http://www.ladys-home.ne.jp/faqsite/ans-files/FAQ-G/FAQ-G8.html

 

また逆に卵巣を残した場合はどうなってるの?と疑問に思いますよね?

 

卵巣は画像のように

 

  1. 卵巣固有靭帯(らんそうこゆうじんたい)
  2. 骨盤漏斗靭帯(こつばんろうとじんたい)

 

の2つに支えられています。

 

そして子宮を全摘すると、そのときに卵巣固有靭帯も切断することになります。

 

ただもう1つの骨盤漏斗靭帯があるので卵巣は支えられています。

 

また卵巣へ栄養が送られないのでは?という疑問もよく目にしますが、

 

卵巣への血管やリンパ管などは卵巣提索内にあるので栄養も確保されているので心配はないんです。

 

ただ途中お話したように卵巣を残すと卵巣ガンのリスクが残ってしまうというデメリットはあります。

 

 

 

卵巣を取った後にはホルモン補充療法という治療法もあります

 

 

「卵巣をとったら更年期障害…。」
「でも卵巣を残したら卵巣ガンのリスクが…。」

 

 

もし卵巣ガンのリスクが心配であれば卵巣ごと摘出してしまうのもアリだと思います。

 

ただその後の更年期障害が不安であれば【HRT(ホルモン補充療法)】という治療法もあります。

 

これは外から女性ホルモンを補うことで更年期障害の症状を緩和、改善するための治療方です。

 

詳しくは

 

更年期女性にはホルモン補充療法もおすすめです-その費用やリスクについて

 

にてお話していますので参考にしてくださいね。

 

 

 

 

まとめ

 

というわけで今回はこれで以上です。

 

子宮を全摘する際に卵巣もとってしまうかというのはとても難しい選択ですが、
きちんとお医者さんと話し合って最善の策を探していくことが大切ですね。

 

ありがとうございました。